一人暮らしの布団選びで起こりがちな失敗と、失敗しない布団の選び方3つのポイント
自分に合う布団選びで生活の質が変わる
一人暮らしをするとき、まずは家具や電化製品などの選択に頭を悩ませることになると思います。
こうしたグッズに比べると、どういった布団を選べばよいのかじっくり考える人は少ないかもしれません。
というのも、どんなに安い布団であっても、さすがに寝られないということはないためです。とりあえず寝られる程度の布団であれば満足、というのが実情でしょう。
しかし、実際には布団選びは生活の質を大きく左右する重要なイベントです。
そもそも、一日の3分の1から4分の1は睡眠時間。その睡眠時間をいかに充実させられるかによって、次の日の健康、ひいては将来の自分の健康に影響してきます。
今回の記事では、はじめて一人暮らしをする人、一人暮らし歴はそれなりにあってもどう布団を選べばよいのか分からない人に向けて、布団選びの基本的なポイントを3点ご紹介します。
一人暮らしで布団を購入したときの代表的な失敗
一人暮らしで布団を初めて購入したときの代表的な失敗は、
「引っ越した日に布団で寝れない」
「敷き布団のせいで背中が痛くなる」
「布団にカビが生えてくる」
の3つです。
一人暮らしを始めるときに失敗しない布団の選び方を3つのポイントから解説します。
布団セットで届いたその日から快適な睡眠を
あまり指摘する人がいないのですが、一人暮らしの人は敷き布団や掛け布団、枕がセットになった布団セットを購入する方が、それぞれ単品で購入するより圧倒的におすすめです。
セットの分値段が割引されていることもありますし、柄や色の合わせ方に迷うこともありません。
しかしそれ以上に、セットが自宅まで同時に届きますから、届いたその日から新しい布団で寝られることが最大のポイントです。
ばらばらに注文していると発送日がずれてしまい、しばらく枕抜き・掛け布団抜きなど不便な状態で寝ることを余儀なくされてしまうのです。
一人暮らし初心者の多くにとって盲点になりがちな点ですので、ぜひ最初はセットで寝具一式を購入することをおすすめします。
厚みのある敷き布団を選ぼう
一人暮らしなら、なるべく余計な出費は抑えたいと思うものですよね。
安さだけを追求すると、ぺらぺらの敷き布団を選んでしまいますが、それだと床(ベッド本体)が直接身体にあたって、腰・背中が凝ってしまいます。
薄い敷き布団を購入して使っていたものの、背中が痛くなってきたので、敷き布団の下にさらに三つ折りマットレスを敷いて寝ている方も多いようです。
ただ、敷き布団にさらにマットレスも、というのはなるべく予算を抑えたい一人暮らしの身には、無駄な出費になってしまいます。
干す手間や収納時に必要なスペースも2倍になるので、部屋の広さに余裕のないワンルームなどで一人暮らしをする場合などでは、特に避けたいところ。
そこで、出費を抑え、背中が痛くならないようにするため、ある程度厚みのある敷き布団を選択するのがおすすめです。
付け加えれば、横になったときに自分の体重をうまく分散できるような敷き布団を選ぶと、 背中が痛くなりにくいです。
フローリングの床ならすのこベッドと組み合わせて
一人暮らしだと、つい掃除を怠って部屋が汚れがち。そして湿気が狭い部屋にこもりがちになるので、布団(しばしば万年床になりがちですが)にもカビが発生することがあります。
布団に発生したカビというのは大変やっかいで、取り除いても取り除いてもすぐに復活してしまいますし、放置しているとアレルギーや感染症などのリスクにもつながります。
カビを手軽に予防するためには、湿気対策のしやすいすのこベッドがおすすめです。すのこベッドに布団を敷いて寝れば、身体から発せられる湿気はベッドの下から抜けて行きやすく、カビが生えづらいのです。
もちろん、すのこベッドなら絶対にカビが生えないというわけではありません。布団を敷きっぱなしにし、多湿環境を続けていればすのこベッドにもカビは発生します。
それでも、一般的な布団やベッドよりはカビの生えづらい、一人暮らしの人にもおすすめのベッドであると言えるでしょう。
まとめ
一人暮らしにおすすめな布団の選び方は、
「必要なものが全部揃ってすぐに使える布団セットを選ぶ」
「敷き布団は厚めを選ぶ」
「フローリングに寝るならカビ対策に強いすのこベッドも検討する」
この3点に気をつけて選ぶと、失敗しない布団選びができると思います。
是非参考にしてみてください。