夏布団とは?洗濯する際に意識したい点とは?
夏布団で快適な睡眠を
夏布団とは、夏用の掛け布団のことです。通常の掛け布団は分厚すぎて、暑い夏には使用することができません(とても寝られるものではありません)。
そうかと言って何もかけずに寝ても、熱帯夜が寝苦しいことには変わりありませんよね。
そこでクーラーや扇風機をかけて寝る人も多いと思うのですが、そうなると何かしら上にかけて寝ないと、お腹を冷やしたり体調を崩したりしかねないわけです。
そこで、夏布団の出番となります。夏布団は通常の掛け布団よりも薄手の生地で作られており、その名の通り夏でも使用できることが前提となった布団です。
冷房で室温を一定に抑えつつ、夏布団をかけて寝ることで快適な睡眠を確保できます。
夏布団は定期的な洗濯で気持ちよく使える
快適な夏布団ですが、寝ているときに汗をかかないわけではありません。定期的に洗濯しないと汗じみで黄ばんでしまうこともありますし、何より布団の内部がダニやカビの温床になってしまいます。
そこで考えるのが洗濯です。定期的に洗濯してしっかり乾かすことで、長く気持ちよく夏布団を使い続けられます。
しっかり乾かさないといけないのがネックですが、幸い夏の暑さであればあっという間に(日中干すだけで)乾くはずです。ただし夕立には注意してくださいね。
洗える夏布団と洗えない夏布団
自宅の洗濯機で洗えるかどうかを判断するためには、布団の洗濯表示をしっかりチェックするのが第一です。
夏布団には、薄手の羽毛掛け布団が多いのですが、その大半は「水洗い不可」のはずです。この場合は、洗濯したければクリーニング店にドライクリーニングを依頼するしかありません。
最近はネットで依頼し、自宅まで引き取りに来てくれる業者が増えていますので上手に利用してみてください。
ただ、羽毛自体は水洗いも可能です。その場合、破損を防ぐために洗濯ネットに入れて、布団内部の空気を抜いてから中性洗剤を使用して洗濯しましょう。
中性洗剤ですと、羽毛に欠かせない油分を失わずに済みます。洗った後は、水分がすべて飛ぶまでしっかり乾かしてくださいね。
なお、一般的なタオルケットであればそれほど気にせず洗濯しても大丈夫です。吸湿性を損なうので、柔軟剤の使用は必要ないでしょう。