布団を敷きっぱなしにしちゃダメなのか?面倒くさがりなら道具で解決!
布団敷きっぱなしはダニ・カビを育てるようなもの
忙しい毎日で、つい布団を敷きっぱなしにしている人は注意が必要です。
特に、独身男性(実は女性も…?)だと「布団をこまめにしまう・ととのえる」という習慣のある人はごく少数派で、布団がいわゆる「万年床」と化している人もいます。
聞いたこともあるかもしれませんが、人間は寝ている間にコップ1杯分もの汗をかくとも言われています。その多くは空気中に発散されますが、一部は布団内部にたまっていきます。
布団を敷きっぱなしにしていると、布団内部にたまった水分の逃げ場がなく、多湿環境を好むダニやカビの温床となってしまうのです。
その結果、皮膚をさされてかゆい思いをしたり、ダニの死骸やカビを吸い込んでアレルギー症状や病気の原因となったりすることもあります。
布団のお手入れを怠ることは、健康被害につながりかねないのです。
こまめで真面目に毎日上げ下ろしを!
身もふたもない結論になってしまいますが、最もよいのは毎日真面目に布団の上げ下ろしをすることです。
ダニやカビが発生してしまいますと、布団を元の清潔な状態に完ぺきに戻すのはなかなか難しくなります。ダニやカビを取り除くのではなく、そもそも発生させないこと、繁殖するのを防ぐことが最大の対策です。
せめて毎日布団を上げるようにすれば、床と布団の内部にたまった水分は少しずつ抜けていきます。
また、できれば週に一度はベランダで布団を干したいところです。しっかり外気に布団を触れさせて乾燥させることで、ダニ・カビの繁殖を抑えることができます。
面倒がいやなら…「折りたたみすのこ」でお手入れラクラク
ただ、布団を上げ下ろしするのはかなり重労働ですよね。あわてて布団を押し入れからおろそうとして腰やひざを傷める人も少なくありません。「こまめに布団の上げ下ろしを…」というのは、理想論ではありますが「それが面倒だから困ってるんだ!」と腹を立てる人もいるかもしれません。
布団の上げ下ろしが面倒なのであれば、道具に頼るのがセオリーです。
こちらのすのこ は二つ折りになっており、かんたんに折りたたむことができます。専用の持ち手バンドで持ち運びもラクラクです。
ストッパーがついているため、滑って床や壁を傷つける心配もありません。力も手間もいらずに布団の室内干しができます。
また、すのこなので床と布団の間にすき間ができます。寝ている間に身体から布団へ発散された水分は、このすき間から空気中に抜けていきます。これなら、「折りたたむのすら面倒くさい」という人でも、万年床よりははるかにマシです。
毎日布団を上げ下ろしするのがベストですが、それが無理ならば二つ折りすのこを利用し、楽にお手入れできる環境を整えましょう。とにかく、布団の敷きっぱなしは百害あって一利なしなので、避けるようにしましょう!