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ダニは布団乾燥機で駆除できる?正しい方法とおすすめ機種のご紹介

ダニ駆除におすすめの布団乾燥機

ダニは布団乾燥機の熱で死滅する

ダニを放置しておくと、体中刺されてかゆくなるだけではなく、死骸やふんによってアレルギー症状を起こすこともあります。

特に小さなお子さんをお持ちの家庭では、徹底的に対策してしすぎることはないぐらいの「天敵」と言えるでしょう。

今回ダニ対策用の武器としておすすめしたいのが、布団乾燥機です。布団乾燥機をうまく使用することで、ダニを死滅させることができます。

ダニの駆除には50度以上の加熱が必要

ダニは熱に弱く、特に50度以上になると生きていられません。そして、布団乾燥機は最高で60~70度ほどにまで布団を温めることができます。

したがって、布団乾燥機の熱を1時間以上(メーカーに寄りますが、たいてい90分が推奨されています)当てることにより、布団に繁殖してしまったダニが死滅するというわけです。

布団乾燥機を持っていない家庭の場合、布団を天日干しするのが一般的。確かに乾燥させることでダニの繁殖を抑えることは可能なのですが、温度が必要な水準(50度)に全く届かないので、ダニの死滅は不可能です。

あえて言えば、真夏の直射日光を浴びている締切った車の中ぐらい暑ければ、ダニを死滅させることは可能でしょう。

ただ、いつの季節でも可能なダニ対策となると、やはり布団乾燥機が最も優秀です。

布団乾燥機の正しい使い方・選び方

布団乾燥機を正しく使わないと、十分な熱が布団に伝わらずダニ死滅効果が薄れてしまいます。

特に注意したいのが、布団の内部と端の部分です。布団の外側を熱したつもりでも、内側までまんべんなく熱が伝わっていないと、ダニの多くは内側に逃げるだけで意味がありません。

また、端っこが布団乾燥機の範囲外になっていると、やはりダニは端に逃げるだけでうまくダメージを与えられないのです。

したがって、布団乾燥機を選ぶ際・使う際は、以下の2点に留意する必要があります。

  • ・布団の内側まで熱を与えられる布団乾燥機であること。
  • ・自分の持っている布団の大きさをカバーできる布団乾燥機であること。

これさえクリアすれば、布団乾燥機によってうまくダニを退治できるでしょう。

あと、ダニ死滅で喜ばず、すぐに掃除機でダニの死骸やふんを吸い込むようにしてくださいね。ダニの死骸やふんもアレルゲンなので、注意深く駆除する必要があります。

おすすめ布団乾燥機「フトンクリニック AD-X80」

上記を踏まえておすすめできるのが、三菱電機の「フトンクリニック AD-X80」です。マットがついていて、全体に熱を伝えることが重視されているのがおすすめ理由となります。

フトンクリニック AD-X80
フトンクリニック AD-X80

AD-X80には「ヒートパンチマット」と呼ばれるマットがついていて、これで布団を包み込んだり、布団の間に挟んだりして布団を温めることになります。「ダニパンチモード」というモードを使用すると、片面90分、両面180分かけてダニ退治を行います。

ダニパンチモードを使うときは、布団全体を包み込む形でシートを巻き込み、熱が均等に伝わるように(漏れないように)します。

これでスイッチを入れると、まんべんなく60度前後まで上昇。メーカーの説明では布団の内側までしっかり熱が伝わり、ダニを死滅させられるそうです。

ちょっと大きいので収納に困るかもしれませんが、押し入れの空きスペースには閉まっておける程度の大きさではあります。月に1度やっておくと、快適に寝られるはずですよ。

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