夏布団の洗濯頻度はどのくらい?自宅で洗う時の注意点を解説
夏布団はどのくらいの頻度で洗えばよいのか?
私たちは寝ている間にペットボトル1本分の汗をかくと言われていますが、夏場はとくに就寝中に大量の汗をかきます。
そのまま放っておくと、ダニやカビの温床になり、大変不衛生です。
冬場であれば2週間~4週間に1回程度の洗濯頻度でも問題ありませんが、夏はとくに汗をかく季節なので、できれば週に1回は洗ってほしい所です。
夏布団を自宅で洗えるかはこの4点で判断しよう
夏布団が洗えるかどうかを判断するには、以下の4点をチェックしてください。
- ・布団についている洗濯タグ
- ・キルティング加工をしていること
- ・洗濯機の種類
- ・中性洗剤があること
洗濯タグ
まず洗濯タグについては、誰でも確認されると思います。洗濯機マークや手洗いマークがついているものであれば、自宅でも洗うことが可能です。
水洗いが「×」となっている場合は、洗濯不可。無理に洗うと綿が偏ってしまい、最悪の場合二度と使えなくなる恐れがありますので絶対に洗わないようにしましょう。
ちなみに、洗濯表示は2016年12月に刷新されました。消費者庁のホームページで詳細についてはご確認ください。
http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/wash.html
キルティング加工
キルティング加工とは、布団や車のシートによくある「ちょっと膨らみを持たせる加工方法」のことです。
キルティング加工がされていない布団を洗うと、中の綿がよれて使い物にならなくなる可能性があります。
洗濯機の種類
次に、洗濯機の種類のチェックが必要です。
布団の大きさと洗濯機の容量の兼ね合いはもちろんのこと、取扱説明書を読んで布団を洗っても問題ないことを確かめておきましょう。ドラム式洗濯機など、一部には布団洗濯不可のタイプもあります。
中性洗剤
最後に、一般的な弱アルカリ性洗剤ではなく、中性洗剤を使うようにしましょう。布団に使われる詰め物が弱アルカリ性で傷む可能性があるので、中性洗剤を選ぶようにしてください。
自宅で夏布団を洗う時の注意点
自宅の洗濯機で夏布団を洗うためには、以下の点に注意しましょう。
- ・2日は晴天の続く日を選ぶ
- ・布団をたたんで洗濯ネットに入れる
ポイントは、生地が傷まないようにすることと、なるべく早く乾燥させることです。したがって、洗濯ネットの使用は必須です。さらに可能であれば乾燥機を使用するとともに、晴れの日が続くタイミングを選んで洗濯することが重要です。
なお、手洗いの場合はお風呂場を使用しましょう。使用済みのお湯ではなく新しいお湯を浴槽にためて洗剤を溶かし入れます。水がよくしみこんだら、お風呂場の床で踏み洗いをしましょう。まんべんなく踏むことを心がけてください。
洗ったあと、すすぎと脱水もていねいに行います。すすぎはやはり足で踏んで、脱水は浴室乾燥機を使用して、水がしたたらない程度までやります。
洗濯機を使用した場合も手洗いの場合も、ベランダでよく干し水気を完全に飛ばすことがとても大事です。布団はかなり重いので、膝や腰を痛める不安もあります。できれば、ご家族に手伝ってもらえるとよいですね。
これから買うなら洗える布団を選ぼう
夏布団を購入するときは、ぜひ自宅で丸洗いできるものを選びましょう。どうしても汗で汚れやすいので、気軽に自宅で洗えると衛生的かつ経済的です。
こちらの洗える布団は、丸洗いOKなシンサレート綿という材質でできており、清潔に使えてしかも抗菌防臭。ホコリやにおいを気にすることなく眠れます。
お値段はそこそこしますが、長い目で見れば自宅で洗える布団を選んだ方が節約になります。布団8点セットなので、届いたその日からすぐ使えるのも嬉しいですね。