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使用は禁物!布団のカビにカビキラーを使うと傷みます

布団のがビにカビキラー

布団のカビはカビキラーで落ちるか?

ずっと敷きっぱなしにした布団のことを「万年床」と言いますよね。万年床だと、湿気が布団の内側にこもりがちになり、ダニやカビの温床となります。

人間の身体から放出された水分=汗が布団に吸収され、翌朝になっても布団を動かさないためにそのまま残ってしまうというわけです。

布団にカビが生え、手っ取り早く家の中にあるもので落とそうとした場合に、まず思いつくのはお風呂用のカビキラーを使用することでしょう。

カビキラーには強力な塩素系漂白剤が含まれており、風呂場に根を生やした頑固なカビさえ消滅させる効果を持っています。こちらをうまく使用できれば、カビが落ちる効果も期待できます。

カビキラーの副産物「変色」

カビキラーを使えば、布団のカビも見事に消滅する……という可能性は高いのですが、残念ながら強力すぎて布団を変色させ、傷める結果となります。

強烈な臭いもなかなか落ちませんし、何より皮膚についたり吸い込んだりする可能性を考えると、あまり身体によいとも考えられません。

カビを落とすのが大変なのは確かですが、さすがにカビキラーに頼るのはまずいと言えるでしょう。

布団のカビを落とすならエタノール

布団のカビを落とすなら、カビキラーほど強力ではありませんが、エタノールを使用するのがおすすめです。

エタノールには消毒作用がありますので、カビに直接吹きかけることで除菌が期待できます。

できれば、100円ショップで売っている空のスプレーボトルに消毒用エタノールを移し替えてスプレーするとよいでしょう。

(なお、エタノールスプレーは汎用性が高いので重宝しますよ)

ただエタノールには漂白作用がないので、カビで黒くなった部分を元の色に戻すことはできません。

そこで、重曹を使用します。エタノールと同じく「重曹スプレー」を作成し、汚れた部分に吹きかけて使用済み歯ブラシでこそげ落とすのです。

汚れが落ちてからエタノールスプレーを使用すれば、カビを落とすことはできるでしょう。

ただ、布団の内部奥深くに生えてしまったカビは落としづらいのが難点です。ここまで汚れてしまっては、捨てて新しく買い直すかクリーニング業者に依頼するしかないでしょう。

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