布団のカビはクリーニングで落とせる？丸洗いサービス業者と金額まとめ

布団のカビはなぜ生えるのか？

長く使う布団で気をつけたいのが、カビの被害です。

人間は寝ている間にペットボトル1本分（約500ml）もの汗をかいていると言われ、汗によって発生した湿気はカビやダニの温床になってしまいます。

参考：カビの３大発生条件と布団のカビ対策
https://www.asunoko.jp/kabi/22.html

カビの発生原因は「湿度」「温度」「栄養源」の3種類です。それゆえ、カビを予防するためには湿気や温もりが布団の下や内側にこもらないようにするとともに、カビの栄養源となる皮膚やフケなどがたまらないように定期的に掃除することが必要です。

しかし、どれだけ気をつけていても防ぎきれないこともあるのが、カビの恐ろしさ。しかも上の記事でも述べているとおり、一度発生してしまうと落とすのがとても難しいのです。

そうなると、やはりプロの手を借りて何とか洗いたいところです。ここでは、布団に発生してしまったカビを落とすためのクリーニング業者と金額の相場についてご説明していきます。

そもそもカビをクリーニングで落とせるのか？というのが気になりますよね。

これはケースバイケースとしか言い様がないのですが、表面に黒くぽつぽつ斑点ができている程度であれば落ちることが多いです。

一方、黒カビが内部へ根っこを張って棲み着いている場合は、ただ洗剤で洗っただけではなかなか落ちないことが多いとされます。落ちたように見えても薄く黒い跡が残り、そこからカビが「復活」することもあります。

ただし、高熱で乾燥するなどの工夫により、カビの菌糸を死滅させることは可能です。

やはりこの状態になる前に、定期的にクリーニングするのがおすすめとなります。

クリーニングによるカビ取りを謳っている業者の料金を見てみると、以下の通りとなっています。

1枚当たり6,000円以上かかることが多いようです。また、送料に注意する必要があるでしょう。

根深いカビの場合は、プロの手を持ってしても完全除去が難しいかもしれません。やはり、普段のお手入れでカビを予防することが重要と言えるでしょう。

布団クリーニング自体はほとんどの業者が対応しているのですが、残念ながら「カビ取り」の文言のないところが多くなっています。カビ取りはその分難易度が高いということでしょう。

もしクリーニングでカビ取りをお願いしたいのであれば、事前にホームページで対応の有無をチェックするか、直接電話して問い合わせてみるのがよいでしょう。