すのこベッドのきしみが気になる?原因と対策をチェック!

きしみ音をゼロにするのは難しい!なるべく抑える対策を
布団ではなくベッドを選ぶと、宿命的について回るのがきしみ音の問題です。
どうしても寝返りなどによって重みのかかる場所が変化すると、きしみ音がベッドの端々から生じてしまいます。
さらに、ベッドや部屋の問題によってきしみ音が目立つようになります。
マットレスとベッド、ベッドの構造上の問題、ベッドと床の相性など、さまざまな原因によってきしみ音がしやすくなるわけです。
こうしたきしみ音はある意味で「勤続疲労」とも言える症状であり、完全に防止することはできません。
しかし、なるべくきしまないように対策することはある程度可能です。
今回は、きしみの原因と対策を考えてみたいと思います。
すのこ同士のきしみは保護材を貼って抑制する
すのこベッドは木でできていますから、まずはすのこベッドの木と木がこすれ合う音がすることによって、きしみ音が生じることになります。
長年使っていると、木材のゆがみによって木がこすれやすくなることがあります。
したがって、こすれないようにしてやれば比較的音が小さく収まります。
例えば、木と木の間に保護材(布きれ)を当てたりすることで木材のこすれを抑制できます。
また、ねじの金属同士もこすれるので、ねじを締め直したり油を差したりすることできしみが収まることもあります。
そもそも安すぎるベッドは買わない
色々なショップのすのこベッドを調べていると、商品によってかなり価格に差があることが分かると思います。
この価格の差は、木材の種類や木の厚み、製造地などによって生じます。
安いベッドですと、板が薄く棒が細いため、身体の重みによって曲がったりゆがんだりする可能性も高いです。
きしみ音を我慢できるのであれば安くてもよいのですが、最初は「我慢できる」と思っても一度気になってしまうとずっと気になるのがきしみ音。
長く使い続けることを前提としてベッドは購入するものですよね。
すぐに買い替えることになってしまうのであれば、ある程度お金を出して良いものを買った方が、長い目で見るとお得になるケースが多いです。
厚みのあるマットレスを選ぶ
きしみ音はすのこベッドのゆがみによって増幅されます。
そしてベッドのゆがみは、場所ごとに重みのかかり方が異なっていることから生じていきます。
人間の寝る場所はベッドの一部分に限られるので、重みのかかり方が異なることは避けられません。
しかし、少しでも重みを均等にするためには、厚みのあるマットレスを敷くことがおすすめです。
体重がダイレクトにすのこベッドの木材に伝わりづらくなりますので、若干はきしみ予防につながります。
床とベッドの傾きを防ぐ
椅子やテーブルと同じように、すのこベッドのゆがみによって脚と床が平行にならず、がたつきやきしみが生じます。
これを防ぐために、やはりフェルトや保護材をベッドの脚に当てて平行になるようにすると音が小さくなることがあります。
ちょっとした工夫やお手入れを定期的に行うことで、すのこベッドは長持ちします。
2~3ヵ月に一回は、木材のこすれや傾きなどチェックするようにしましょう。